SENA

概要


平成22年度事業計画について


  1. 三遠南信サミットの開催
    −第18回三遠南信サミット2010 in 南信州の開催−

    【平成22年11月12日(金) 飯田文化会館・シルクホテル(飯田市)にて開催予定】
    • 三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)が主催し、三遠南信地域交流ネットワーク会議、三遠南信地域経済開発協議会、三遠南信地域整備連絡会議が共催する。
    • サミット開催に当たり、「三遠南信サミット2010 in 南信州専門委員会」を設置して開催内容の検討を行う。(専門委員会は、地元の意見をサミットに反映させるため、開催地域のSENA構成員を中心に構成する。)
  2. 三遠南信地域連携ビジョンの推進
    ①重点プロジェクト工程表の作成
    • 重点プロジェクトの第Ⅰ期工程表の作成を進める。

    ②新連携組織の検討
    • 平成24年度に移行予定である新連携組織のあり方について、ワーキンググループを設置し検討を行う。

    ③三遠南信地域住民団体の連携促進
    • 三遠南信地域の住民団体の連携を促進するため、住民団体のプラットフォーム形成を支援する。
    • プラットフォーム形成の支援に当たっては、各地域の住民団体の意向調査を行う。

    ④三遠南信「塩の道」物産展(社会実験)の実施
    • 昨年度までに実施した「広域地方計画先導事業 県境を越えた広域的な地産地消圏の形成プロジェクト」等の結果を踏まえ、引き続き三遠南信地域で人、モノ、情報の循環による広域的な地産地消圏の形成を目指し、消費者ニーズの把握及び地域物産(一次・二次産品)の圏域内への周知を図ることを目的に、社会実験を実施する。
    • 社会実験の結果は、平成20年度の地域物産販路拡大調査及び平成21年度の広域地方計画先導事業の社会実験の結果と合わせて総合的に分析し、三遠南信アンテナショップ設置に向けた基礎資料とする。

    ⑤三遠南信地域資源情報データベースによる事業者の連携促進
    • 昨年度収集した地域資源情報データベースについて、情報の更新を行う。
    • 小売業者、卸売業者、宿泊業者、飲食業者、マスコミ等が簡便に各種地域資源情報を閲覧することで、新たな連携の契機となるよう、地域資源情報データベースを整理し、SENAのホームページに掲載する。

    ⑥三遠南信紀行への情報提供
    • 中日新聞(東三河版、長野版、東海本社版)が連載する特集記事「三遠南信紀行」に対してSENAから情報を提供し、三遠南信地域内の情報の周知に協力をする。
  3. 三遠南信地域連携ビジョンを推進するための管理・運営事業
    • SENAのホームページを活用し、三遠南信地域の情報拠点として、情報の共有化を図るとともに、圏域内外へ地域情報の発信を行う。
    • 昨年度に引き続き、SENAに関する情報として、三遠南信サミットの開催情報、サミット報告書、サミット宣言、行政基礎データ、調査・研究結果、会議開催内容などを掲載する。また、SENA構成員、大学・研究機関等から交流・連携事業等に関する情報を受信し、圏域内外へ情報発信を行う。
  4. 調査研究事業
    • 三遠南信地域連携ビジョンの推進に関し必要な調査及び研究を実施する。
  5. 三遠南信地域社会雇用創造事業の実施
    ①概要

    • 内閣府の「地域社会雇用創造事業」(平成21年度事業)の交付金を受け、「三遠南信地域社会雇用創造事業」を実施する。
    • 次の3つの社会雇用創造分野において、社会起業インキュベーション事業及び社会的企業人材創出・インターンシップ事業の実施により、地域社会における事業及び雇用を創造する。
      (1)自然資源を活用した雇用創造分野(森林ビジネス、地域資源活用ビジネス)
      (2)地域づくりによる雇用創造分野(まちづくりビジネス、中山間地域ビジネス)
      (3)安心安全を確保するための雇用創造分野(食農ビジネス、福祉介護・医療ビジネス)
    • 事業期間は、平成22年3月24日(交付決定日)から平成24年3月31日まで。

    ②社会起業インキュベーション事業
    • 三遠南信地域においてビジネスインキュベーションの実績を持つ機関と連携し、シルバー層等による「企業内からの起業」、大都市流出層による「ふるさと起業」、地域内居住者による「地域内起業」を支援することで、社会的企業等の創業、事業化により地域社会雇用を創造する。
    • 事業期間の2年間で4回の社会起業プラン・コンペティションを開催し、外部有識者で構成する選定評価委員会の審査により優秀な事業計画の策定者を決定し、これらの者に対して「起業支援金」を提供し、起業を支援する。
    • 社会起業の啓発及び社会起業インキュベーション事業の周知のため、社会起業シンポジウムを開催する。
    • 三遠南信地域で平成22年度、23年度の2年間で90名による起業を目指す。

    ③社会的企業人材創出インターンシップ事業
    • 三遠南信地域において社会活動の実績を持つNPO法人等と連携し、非就業者(期間雇用者等)などを対象としたインターンシップ(職場体験)事業を行い、社会的企業への就職を支援する。
    • 年間収入見込み額等が基準額を下回るなど一定の条件を満たす者に対しては「活動支援金」を交付する。
    • インターンシップ研修を2年間に6期(30日間/1期)実施する。
    • 三遠南信地域で平成22年度、23年度の2年間で800名の研修生の研修修了を目指す。

  6. (総会決議日:平成22年8月27日)