SENA

概要


平成23年度事業計画について


  1. 三遠南信サミットの開催
    −第19回三遠南信サミット2011 in 遠州の開催−

    • 平成23年10月24日(月)浜松市にて開催予定。
    • 三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)が主催し、三遠南信地域交流ネットワーク会議、三遠南信地域経済開発協議会、三遠南信地域整備連絡会議が共催する。
    • サミット開催に当たり、「三遠南信サミット2011 in 遠州専門委員会」を設置して開催内容の検討を行う。(専門委員会は、地元の意見をサミットに反映させるため、開催地域のSENA構成員を中心に構成する。)
  2. 三遠南信地域連携ビジョンの推進
    ①重点プロジェクトの評価・見直し
    • 第Ⅰ期重点プロジェクトの工程表等の評価及び第Ⅱ期重点プロジェクト工程表(平成24年〜26年)の作成を進める。

    ② 新・連携組織の検討
    • 平成24年度に移行予定である新・連携組織のあり方について、専門委員会を設置し検討を行う。

    ③三遠南信地域大学シンポジウムの開催
    • 三遠南信地域の大学が、三遠南信地域連携ビジョンに掲げられている「大学フォーラム」や連携・交流等について意見交換を行う、三遠南信地域大学シンポジウムをサミットに合わせて開催する。

      ※愛知大学学長、豊橋技術科学大学副学長、静岡文化芸術大学副学長とSENAによる、大学フォーラム準備検討会を3回開催し、SENA主催でシンポジウムを開催することとしたもの。


    ④三遠南信地域住民団体の連携促進
    • 平成22年度実施の三遠南信地域住民団体連携意向調査の結果を踏まえ、住民団体相互の連携の支援について検討を行う。
    • 上記調査で得た各住民団体のデータ(掲載希望96団体)をSENAのホームページに掲載する。

    ⑤ 三遠南信アンテナショップの検討
    • 平成20年度から23年度までに3回の実施を予定している社会実験の結果を総括し、三遠南信アンテナショップの設置について検討を行う。

    ⑥三遠南信地域資源情報データベースによる情報発信
    • 21年度収集した地域資源情報データベースについて、写真情報を充実させるなどの更新作業を行い、三遠南信地域の地域資源の情報発信を行う。
  3. 三遠南信地域連携ビジョンを推進するための管理・運営事業
    • SENAのホームページを活用し、三遠南信地域の情報拠点として、情報の共有化を図るとともに、圏域内外へ地域情報の発信を行う。
    • 昨年度に引き続き、SENAに関する情報として、三遠南信サミットの開催情報、サミット報告書、サミット宣言、調査結果、会議開催内容などを掲載する。
    • 昨年度に引き続き、SENA構成員、大学・研究機関等から交流・連携事業等に関する情報を受信し、圏域内外へ情報発信を行う。
  4. 調査研究事業
    • 三遠南信地域連携ビジョンの推進に関し必要な調査及び研究を実施する。
  5. 三遠南信「塩の道」物産展(社会実験)実施事業
    • 平成21年度までに実施した「広域地方計画先導事業 県境を越えた広域的な地産地消圏の形成プロジェクト」等の結果を踏まえ、引き続き三遠南信地域で人、モノ、情報の循環による広域的な地産地消圏の形成を目指し、消費者ニーズの把握及び地域物産(一次・二次産品)の圏域内への周知を図ることを目的に、社会実験等を実施する。
  6. 三遠南信地域社会雇用創造事業の実施
    ①概要

    • 昨年度に引き続き、「三遠南信地域社会雇用創造事業」を実施し、次の3つの社会雇用創造分野において、社会起業インキュベーション事業及び社会的企業人材創出・インターンシップ事業の実施により、地域社会における事業及び雇用を創造する。
      (1)自然資源を活用した雇用創造分野(森林ビジネス、地域資源活用ビジネス)
      (2)地域づくりによる雇用創造分野(まちづくりビジネス、中山間地域ビジネス)
      (3)安心安全を確保するための雇用創造分野(食農ビジネス、福祉介護・医療ビジネス)

    ②社会起業インキュベーション事業
    • 三遠南信地域においてビジネスインキュベーションの実績を持つ機関と連携し、シルバー層等による「企業内からの起業」、大都市流出層による「ふるさと起業」、地域内居住者による「地域内起業」を支援することで、社会的企業等の創業、事業化により地域社会雇用を創造する。
    • 平成23年度は、第3期及び第4期の社会起業プラン・コンペティションを実施し、外部有識者で構成する選定評価委員会の審査により起業支援対象者を決定する。
    • 起業支援対象者が起業した場合には、起業支援金を提供する。
    • 社会起業の啓発及び社会起業インキュベーション事業の周知のため、社会起業シンポジウムを開催する。
    • 平成23年度は56名の起業支援対象者の決定、87名(第1期及び第2期起業支援対象者を含む。)の起業を目指す(2年間で90名の起業が目標)。

    ③社会的企業人材創出・インターンシップ事業
    • 三遠南信地域において社会活動の実績を持つNPO法人等と連携し、非就業者(期間雇用者等)などを対象としたインターンシップ(職場体験)事業を行い、社会的企業への就職を支援する。
    • 年間収入見込み額等が基準額を下回るなど一定の条件を満たす者に対しては「活動支援金」を交付する。
    • 平成23年度は、第4期から第6期までのインターンシップ研修(30日間/1期)を実施する。
    • 平成23年度は、356名の研修生の研修修了を目指す。

  7. (総会決議日:平成23年7月1日)