東海道（御油宿～赤坂宿）

関ヶ原の合戦で勝利を収めた徳川家康は、慶長六年（1601年）に全国支配のため、江戸と各地を結ぶ5つの街道を整備した。東海道はその1つで、江戸日本橋から京都三条大橋を結ぶ街道であり、その間には53の宿場町が設けられた（東海道五十三次）。豊川市内においては、小坂井から長沢にかけての約14キロにわたって東海道が通り、御油と赤坂は宿場町として栄えていた。