長篠城
長篠城は、豊川と宇連川が合流する断崖上にあり、本丸、帯郭、野牛郭、巴城郭、瓢郭、弾正郭等があります。
戦国時代末期の城であるため、現在、建物は残っておりませんが、一部残っている内堀と土塁が城の東側を守り、後方は合流する2つの川が堀として巧みに利用されている様子から、ここが天然の要害であったことがわかります。
長篠城は、永正5年(1508年)、菅沼元成が築城し、天正3年(1575年)、徳川家康が奥平貞昌(信昌)を城主に任命し、城を守らせました。
もとよりこの城は、愛知県から長野県、静岡県北部、さらに山梨県へ通じる道中にあり、戦国時代、武田と徳川が拠点として奪いあった城でした。
戦いから約400年が経った現在、長篠城跡は四季折々のさまざまな姿を見せてくれます。
掛川城ともに三遠南信地域で日本100名城に選ばれている。
地域 | 東三河 |
---|---|
所在地 | 新城市長篠字市場22番地1 |
電話番号 | 0536-32-0162 |