掛川城
15世紀末、駿河守護今川氏の遠江進出の足掛けとして築かれたことにはじまる。戦国期末、徳川家康による遠江制圧にあっても欠くことのできない城郭であった。永禄11年(1568)、今川氏真と重臣朝比奈氏のこもる掛川城を攻撃した。家康は掛川城を取り囲むように15にも及ぶ城砦を築き、半年間におよぶ攻防を経て翌12年、掛川城を奪取した。
その後、家康は城代として重臣石川家成を置き、対武田氏との橋頭堡に位置づけ、本丸虎口周辺をはじめとする大改修を行った。
地域 | 遠州 |
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所在地 | 掛川城掛川1138-24 |
電話番号 | 0537-22-1146 |